私たちの服装
お疲れ様です。今回は私たちの作業着に関して紹介したいと思います。
まずは上に来ている半纏、私たちの正装であり職人としての誇りです。半纏のうんちくは以前の投稿を見ていただければ嬉しいです!!
次にエプロンのようなもので腹掛け。前掛けとも呼ばれてるかと思います。お祭りや御神輿などで見かけることもあるんじゃないでしょうか?昔ながらの衣装で庭師が着用する理由については前ポケットから道具をさっと取り出せたり何かと便利だからです。なによりも格好つけということかな?笑
そしてハイネック長袖シャツです。ハイネックじゃないと葉っぱやゴミなど首元から中に入ってくるんです、、、夏場で暑くても長袖なのは腕を出していると怪我したり虫刺されがひどいからです。手首につけているのが手甲(てっこう)と呼ばれているものです。木の枝の中に手を突っ込む事も多いので袖がめくれて枝で腕を保護して怪我しないためですね。格好つけだけではありません!
下に履いてるのは乗馬ズボンと呼ばれているものです。名前の通り馬に乗るときに着用するズボンだそうです。私たちは馬には乗らないけど木に登ったり脚立に乗り降り、立ったりしゃがんだりが多い仕事です。動きやすいから乗馬ズボンを履いてる庭師さんはかなり多いと思いますよ!それに私たちが着用しているのは昔ながらの富士姿さんというメーカーを使用しています。このカーキ色の乗馬ズボン、結構レアらしいです笑
最後に足下は地下足袋です。この業界で履いている方が多い理由は一番は動きやすいからでしょうか、指先が分かれているから木にも登りやすかったり慣れてきたら疲れにくいというものでもあります。普通の靴や作業靴よりも軽い分足音も静かです。庭師は元々お客様のお家の黒子的存在だと私は教えられました、だからこそ地下足袋を履いてささっと静かに動くということもあるかもしれませんね。。
でも地下足袋は夏はアスファルトで焼けるように暑いし真冬は寒くて指先が取れちゃうんじゃないかってくらい辛いし、、笑
それでも伝統と誇りを持って仕事させてもらいます!
お客様の元へ伺う際にはこの格好をして清潔感を持って対応させていただきますのでどうぞよろしくおねがいします!!